2012年3月3日土曜日

北朝鮮にロケット司令部 正恩氏視察、米韓牽制か


北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、新指導者、金正恩氏が朝鮮人民軍の戦略ロケット司令部を視察し「敵が少しでも動きを見せれば、無慈悲な火力攻撃で敵の牙城を火の海に変えよ」と指示したと報じた。
北朝鮮メディアが同司令部の存在を報じたのは初めて。詳細な役割は不明だが、核・ミサイルの運用に関与する部署の可能性がある。司令部の存在を誇示することで、米韓が実施中の合同軍事演習をけん制する狙いがありそうだ。
視察日は2日とみられ、正恩氏の後見人とされる李英鎬総参謀長や朴在京大将らが同行。正恩氏は先月21日にも、核兵器と中・長距離弾道ミサイルの管理、運用を担当する「ミサイル指導局」とされる朝鮮人民軍第842軍部隊の視察が報じられている。(共同)

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