2011年3月23日水曜日

高額の義援金を寄付した著名人たち


発生から10日が経過し死者・行方不明者が2万人を超える未曾有の被害となった東日本大震災。各界の著名人たちもこの震災に立ち上がり続々と義援金を寄付しているが、高額の義援金を寄付した著名人たちの顔ぶれをみてみよう。

 まず国内では過去に例をみない10億円の寄付を発表したのは、カジュアル衣料品店「ユニクロ」の運営会社「ファーストリテイリング」の柳井正会長兼社長。会社ではなく個人としての寄付で、同社のグループ5社で3億円、全世界のグループ従業員約4万7000人の有志から1億円を募り、合計14億円を贈る。さらに支援物資として防寒衣料ヒートテック30万点を始め、肌着、ジーンズ、タオルなど7億円相当を寄付する。
 また、被災地・仙台に本拠地を構える東北楽天の社長で、楽天グループの三木谷浩会長兼社長も個人として同額を用意する意向だという。

 フリーアナウンサーの久米宏は朝日新聞と朝日新聞厚生文化事業団の「東日本大震災救援募金」を通じて2億円を、95年に神戸市内の合宿所で阪神・淡路大震災を経験している米大リーグ・マリナーズのイチローは日本赤十字社を通じて2億円を寄付した。
 被災地に多くのファンがいる韓流スターのペ・ヨンジュンは日本の首相が直接総括する内閣府傘下の政府基金を通じ10億ウォン(約7250万円)を寄付した。

 大リーグ・アスレチックスの松井秀喜は出身地にある日本赤十字社の石川県支部能美市地区に、歌手の安室奈美恵は日本赤十字社を通じて、東北地方で主演ドラマ「アイリス」のロケを行ったこともある韓流スターのイ・ビョンホンは大韓赤十字社を通じそれぞれ5000万円を寄付。
 こちらも被災地に多くのファンがいる東方神起から分裂したジュンス、ユチョン、ジェジュンのユニット・JYJは国際救護団体「ワールドビジョン」を通じて6億ウォン(約4300万円)を、浜崎あゆみは公益法人と日本の赤十字社を通じ3回にわたって計3500万円を寄付した。

 ここにあげた著名人たちは義援金を送ったほかにそれぞれ独自のチャリティー活動を行っているが、今後も多くの著名人たちが今までに寄付した著名人たちに触発され義援金&チャリティー活動に名乗りをあげそうだ。

2011年3月17日木曜日

「東が知事なら師匠も逃げ出す!?」東国原前宮崎県知事 やはり都知事選出馬は断念か


無責任な男に東京は任せられない?
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 東国原英夫前宮崎県知事が、14日に予定されていた東京都都知事選出馬表明会見を延期したことで、出馬断念の検討を始めたという報道が出てきた。会見延期の直接の理由は震災だが、実際には不出馬に向けての調整期間が欲しいのだろう。さもありなんだ。

 筆者は、石原慎太郎都知事がお得意の確信犯的な"後出し"で4選出馬を明らかにした時点で、東国原は出馬を断念すると確信した。

 昨年10月、東国原が次期宮崎県知事選に出馬しない意向を明らかにしたときは、「次は、都知事選か、国政選挙か」と騒がれた。彼のお笑いの師匠であるビートたけしは、「東は石原さんが4選出馬することを前提に、都知事選に出馬するだろう。落ちても2位になると思うから、箔がつく。そのあとにやってくるだろう国会解散に伴う衆院選に出馬すれば、当選すると計算してんじゃない」と分析していた。

 ところが、菅政権が思った以上に早く存続の危機に陥り、政局は風雲急を告げた。国会解散は早ければ都知事選前後に行われると言われるようになって、都知事選と衆院選の二股が掛けられなくなったという狂いが東国原に生じた。

 さらに、選挙資金が思うように集まらなかった。筆者の情報によると東国原は、知人である、タレントで北海道の「花畑牧場」で大成功した田中義剛に選挙資金の借金を申し込んだという。しかし、「花畑牧場」は田中が所属する芸能プロ・アップフロントが所有する会社で、彼は単なる雇われ社長。会社の金が自由になるわけじゃない。たとえ、個人的な蓄えがあったとしても、田中は戻るアテがない金を貸すような男ではない。実際に筆者は、田中と親しい芸能関係者から、「東からの依頼は断った」という情報を得ていた。

 資金不足もあってか、3月に入っても東国原の態度は煮えきらず、「出馬断念も視野に入れている」と思った。そんなときに、東国原に宮崎県出身の実業家がスポンサーについたという情報を入手。その人物とは、東国原に、国会議事堂近くの「パレロワイヤル永田町」の事務所を安値で提供した「エクセルヒューマン」の創業者で、宮崎県出身の実業家・深江今朝夫さんだった。これで出陣体制は整った、と思えた。

 師匠のたけしは、石原さんが出馬しない意向という情報を前提に、「東は当選するかもしれないよ。…

東が都知事になったら、ばかばかしくて都民税を払いたくないから、軍団と一緒に地方に引っ越すと言っているんだよ」と冗談を飛ばしていた。ところが、石原知事が4選出馬。たけしも筆者も、スッカリ騙されてしまった。
 芸人時代から人一倍計算高い東国原のこと。まだ正式に表明していないが、「負ける戦はしない」と出馬を断念すると思う。スポンサーも付きそうなことだし、どちらかを選ぶなら、当選確率が格段に高い国政を選ぶはずだ。県知事時代、「宮崎は何もないから面白くない」と言って、自民からの甘言に乗せられ、任期半ばで国政に転身しようとした無責任な男なだけに、都民として出馬断念はホッとする。かといって、これまで都政を私物化してきた石原知事が再選すれば、筆者の仕事にも関係する表現規制がさらに加速するだろう。痛し痒しだ。石原知事の首に鈴をつける人物が、現われてほしいものだ。

2011年3月15日火曜日

桃華絵里、飲料水10トンを被災地へ 「希望の連鎖を広げよう」


ファッションモデルで自身の立ち上げたドレスブランド社長もつとめる桃華絵里が3月13日(2011年)のブログで、被災地のために10トントラック1台分の飲料水を用意、輸送したと報告した。

地元・静岡にある知人の運送会社に連絡を取り、14日午前中までに飲料水を届けた。あわせて、募金の手続きも進めている。彼女たち社員は、自分たちができることについて行動しようと一致団結。今後も静岡県内の企業に声をかけ、援助活動を進めていく。

「今の状況は負の連鎖が広がってしまっています。私達にできることは支援の連鎖、希望の連鎖を広げる事ではないでしょうか」
テレビで流れる被災地の状況を見ているだけでは、意味がないし、何も前進しない。辛く悲しい気持ちもあるけれど、前を向いていくと心に決めた。被災地の人たちが、少しでも笑顔と安らぎを取り戻せるように、ほかの支援方法も調べているところだという。