2011年7月20日水曜日

カードゲーム ネットでも楽しむ


《「ドリランド」で お宝ゲット》

 集めたカードの強さを友だちと競い合ったのも今は昔-。ケータイでインターネットに接続してカードを獲得、友達と協力して敵を倒すゲームが人気を集めている。ソーシャルゲーム「探検ドリランド」。SNS(ソーシャルネットワーキング・システム)大手「GREE」のラインアップの一つだ。

 3年前にスタートしたときには、プレーヤーがドリルで掘り進みながら宝探しをするゲームだった。今年2月に開催されたイベントで、お宝を探し求めるハンターを新たに登場させカード化したところ、大好評。5月に本格的なカードゲームとしてリニューアルした。以来、爆発的にユーザーを増やしている。

 「トレーディングカードの魅力は、所有感、プレミアム感、(カードの)強さ。それを人に見てもらうのが大事なので、他のユーザーと協力して遊ぶところを重視しました」と話すのは、GREEの「ドリランド」チームリーダー、久岡裕介さん(31)。日夜、チームメンバーとともに新たなカードを考案し続け、当初150種類だったカードは2カ月で300種類を超えた。毎日2、3枚ずつ作った計算だ。

生まれ変わった「ドリランド」は、集めたハンターカードでモンスターを倒し、お宝を持ち帰るゲーム。自分の手に負えないモンスターに遭遇したときには、ネット経由で友達に助けを求め、一緒に戦う。

 魔法女神テレサ、大魔王ビザンテ、白騎士ラーティス…。めったに入手できない強いカードは「スーパーレア」と呼ばれ、貴重な価値を持っている。

 スーパーレアたちをひっさげて友達を助けに行く“ケレン味”。カード好きをひきつけてやまないものは、いつの時代でも同じだろう。

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