2011年7月14日木曜日

水谷豊夫妻の愛娘、趣里が女優デビュー 「“2世”嫌じゃない」


俳優の水谷豊(58)と女優、伊藤蘭(56)の一人娘、趣里(しゅり、20)がドラマで芸能界デビューすることが7日、分かった。3月下旬放送のTBS系「3年B組金八先生ファイナル」(仮題)と日本テレビ系「さよならぼくたちのようちえん」に立て続けに出演し、女優として活動を始める。サンケイスポーツの単独取材に応じ、「両親に感謝しながら、趣里として認められるよう頑張るだけです」と誓った。(サンケイスポーツ)

 インタビューに現れた趣里は、1970年代にキャンディーズとして絶大な人気を誇った蘭ちゃんの若かりし頃を思い出させる容貌。涼しげな瞳が母親にそっくりの新人は、「初めての演技でプレッシャーを感じています」と緊張した表情を浮かべた。

 幼少時からクラシックバレエを始め、都内のインターナショナルスクール1年のときに英国にバレエ留学。世界で活躍するバレリーナを目指したが、けがに悩まされ、断念を余儀なくされた。

 「小さいころから両親のドラマや歌番組を見ていた影響で演技に興味があった」という趣里は、けがをきっかけに「表現者として女優に挑戦したい」と両親に相談。水谷と伊藤は「趣里のやりたりようにやりなさい」と応援してくれたといい、「いつも私の背中を押してくれる存在なんです」と感謝した。

 「金八先生」はオーディションだった。実年齢より5歳下の中学生の役にもかかわらず合格。柳井満プロデューサーは「まるで妖精のような立ち振る舞いが印象的だった」と振り返った。

役どころは金八先生に恋をする設定で、趣里は「ホントに好きなんだと自分に言い聞かせて、先生に毎日告白しています」と真剣な顔。すでに撮影は始まっており、武田鉄矢(61)には「蘭ちゃんにそっくりだなって言われました」とはにかんだ。

 また、3月上旬に撮影が始まるスペシャルドラマ「さよならぼくたちのようちえん」では、主演の芦田愛菜(6)ら園児に慕われる看護師役。「入院したことがないので、看護師の仕事を勉強しなきゃ」と新しい挑戦に瞳を輝かせた。

 大物俳優とトップアイドルだった女優のもとに生まれ、同じ道を選んだ。“二世女優”と呼ばれるが「それは普通のこと。イヤだとは思いません」とキッパリ。「これからは趣里として認められるように頑張るだけ」と力を込めていた。


親子3人で伊藤蘭番組をビデオ鑑賞


 「好きなようにやりなさい」と娘の芸能界デビューを応援している水谷・伊藤夫妻だが、「やっぱり心配みたいで撮影から家に帰ると『今日はどうだった?』と聞いてきます」。趣里によると、キャンディーズが出演したバラエティー番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」(1976~78年放送)を3人でビデオ鑑賞することも。「みんなで当時の母をみて、かわいいねってほめてます」と笑った。水谷の作品では「熱中時代」をよく見るという。

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